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ASEAN通信 日本・東南アジア経済交流専門マガジン 2020/12/23(Vol.655)

日本・東南アジア経済交流専門マガジン
2020/12/23(Vol.655)

 

<ホットニュース>

➤ベトナム:ベトナムの首相、ベトナムが「為替操作国」という米国の主張を却下

➤ミャンマー:ヤンゴン国内線ターミナル、運航再開

➤カンボジア:オランダの会社、インドネシアのナツメグ産業の開発に投資
 

■ベトナム:ベトナムの首相、ベトナムが「為替操作国」という米国の主張を却下

グエン・スアン・フック首相は、ベトナムの金融政策は経済の安定を確保するためのものであり、ベトナムにとっての貿易上の優位性を生み出すことを意図していないと述べた。

フック首相は12月18日の会合、また12月16日に発表された報告書の中で、米国財務省が主張しているように、ベトナムは為替操作国ではないことをあらためて強調した。

金融政策は、不公正な貿易上の優位性を得るためにドンを切り下げていることを意図したものではない。

また、ベトナム国家銀行は木曜日に声明を発表し、ベトナムの対米貿易黒字と経常収支黒字は、ベトナム経済の性質に関連する一連の要因の結果であると説明した。

今回の国家銀行の為替介入は、外貨が豊富に供給される中、外貨市場の円滑な運営を確保するためである。

これは、マクロ経済の安定性を確保し、同地域の他国に比べて低水準であった外貨準備を強化するのに役立つという。

しかし、フック首相はまた、各省庁や他の機関に対し、二国間の強固な協力関係を維持し、両国の国民や企業に実質的な利益をもたらすために、米国のパートナーとの緊密な協力関係を継続するよう指示した。

同首相は、政府機関は近年、米国のパートナーとの連携に積極的に取り組み、特に貿易や投資において前向きな成果を上げてきたと述べた。

双方は共に問題を解決し、安定した貿易関係を維持し、調和のとれた持続可能で相互に利益をもたらす貿易バランスに向かって努力している、と同氏は付け加えた。

二国間貿易黒字は200億ドル、為替介入はGDPの2%を超え、世界の経常収支がGDPの2%を超える国では、米国によって「為替操作国」のレッテルを貼られている。

米国財務省もスイスを為替操作国としている。



■ミャンマー:ヤンゴン国内線ターミナル、運航再開


ヤンゴン国際空港の国内線ターミナル(T3)は、ミャンマー国営航空(MNA)と大手財閥カンボーザ(KBZ)が運航する一握りの便を皮切りに、国内線の接続を再開した。

ミャンマー政府は12月16日(水)より国内旅客便の運航許可を発表した。

国内線ターミナル(T3)で、YIAを運営するYACLは、サービス再開の初日の出発と到着を含む164人の乗客、1つのMNAフライトと3つのKBZフライトサービスを提供した。その後もさらに9つのフライトがあった。

ヤンゴン国際空港では、ICAOの定める健康と安全のためのプロトコルを厳守している。

空港公衆衛生緊急時対応計画(APHCP)および標準運用手順(SOP)(バージョン2.1)は、最近、ミャンマー保健・スポーツ省によって発行された。

YACLは、COVID-19感染の可能性を減らすために、乗客とすべての空港利用者に、常に公衆衛生上の措置をとるよう強く求めている。
 


■カンボジア:オランダの会社、インドネシアのナツメグ産業の開発に


投資調整庁(BKPM)によると、オランダを拠点とする食品メーカーのVerstegen Spices&Saucesは、特に西パプアのFakfak摂政において、ナツメグ産業を発展させるために4.2兆ルピア(2億9,800万米ドル)を投資することに関心を持っているという。

同社は西パプアの地元のナツメグ農家と協力し、ナツメグのストリッピング、乾燥、洗浄工程に技術を提供することを約束している、とBKPMは述べた。この協力により、5万人のインドネシアのナツメグ農家が雇用される可能性がある。

投資調整庁(BKPM)の投資促進副会長、Ikmal Lukman氏は、インドネシアは商品に付加価値を与え、市場での競争力を高めるために、ナツメグの下流産業の発展を目指していると述べた。

「食品、調味料、化粧品、製薬産業が成長を続けているため、ナツメグ製品の世界的な需要は増加するだろう。下流産業があれば、特にインドネシア東部の産業と国民経済に付加価値を生み出すことになる」と同氏は12月17日のプレス声明で述べた。

現在、インドネシアの東部は、同国のナツメグ生産量の70%を占めている。

世界最大の輸出国として、インドネシアはインドの3倍、オランダの4.5倍のナツメグを出荷し、商品の世界輸出に40%貢献している、とIkmal氏は語った。

オランダは、ドイツ、ベトナム、日本と並ぶインドネシアの主要なナツメグ輸出国の一つである。

しかし、オランダのナツメグの輸入量は2015年の2140万ドルから2019年には1150万ドルと46.2%減少している。

投資計画は、BKPMのBahlil Lahadalia代表が11月にオランダを訪問し、いくつかの投資機会について話をした後に行われた。

「インドネシアは、世界のナツメグ産業の主要なプレーヤーになることができる。そのようなスパイスなどの資源は、新しい経済成長の源となるよう適切に管理する必要がある」と、Bogor Agricultural Institute(IPB)の学長であるArif Satria氏は述べた。

IPBは、商品の価値を高めるために、ナツメグの研究開発でBKPMと協力することに関心を持っていると同氏は付け加えた。




 

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